KITCHEN
キッチンリフォーム
★キッチンリフォームをすべきタイミングとは?
設備ごとの交換時期や工事の内容を解説

キッチンは、多くの方が1日に1回は利用する場所です。しかし、既存のキッチンを使い続けているうちに「もっと収納が多ければ便利なのに」「毎日お手入れをしているのに、昔よりも汚れやすくなってしまった」といったお悩みを抱えやすくなります。
そのようなお悩みや不満をお持ちの場合は、キッチンリフォームを検討すべきタイミングかもしれません。この記事では、キッチンリフォームをおすすめする具体的なタイミングや、キッチン関連の設備ごとに見た最適な交換時期、そしてキッチンリフォームでできることについて解説します。
★キッチンリフォームを依頼すべき5つのタイミング
1.ライフスタイルが変化してキッチンの使い方が変わった
ライフスタイルの変化に伴い、キッチンの使い方が変わった場合は、キッチンリフォームに最適なタイミングと考えましょう。具体的な例をいくつかご紹介します。
キッチンリフォームをおすすめできる ライフスタイルの変化例 | ・子どもや孫が生まれてリビングで一緒に過ごす時間が増えた ・子どもが成長して食事を作る量が増えた ・リモートワークの導入以降、夫婦で一緒に料理をすることがある ・車椅子生活になり、既存のキッチンには狭くて入れない |
2.キッチンの汚れが取りにくくなった
キッチンを長く使い続けていると、毎日のようにメンテナンスを行っていても、汚れが取れにくくなる場合が多いです。キッチンリフォームを行うと設備を一新できるため、食品を取り扱う機会が多いキッチンスペースを衛生的に使えるようになります。
3.既存のキッチンを使いにくく感じることが増えた
「シンクが狭い」「買い物から帰ったときに荷物をキッチンに運びにくい」など、既存のキッチンを不便に感じる機会が増えた場合も、キッチンリフォームに適したタイミングです。キッチンのデザインや位置を大胆に変更するリフォームにより、現状の不満を解消させられます。
4.いくつかの設備に故障や不具合が見られる
キッチン周りにはさまざまな設備があり、耐用年数の目安はそれぞれ8年~15年ほどです。新築から10年程度が経過して、ガスコンロや食洗器などいくつかの設備に故障や不具合が見られる場合は、キッチンリフォームを行い、設備全体を入れ替えたほうがお得な場合もあります。
5.リビング全体の間取りを変えたい
「料理の機会が増えたのでキッチンを広くしたい」という場合や、反対に「キッチンスペースを削ってリビングを広くしたい」という場合にもキッチンリフォームがおすすめです。キッチンの構造を変更することにより、リビングやダイニングを最適な広さに調節できる可能性があります。
★キッチン関連設備ごとに見た交換に最適なタイミング
キッチン関連の設備はとても多く、設備によって故障しやすくなる時期が異なります。設備ごとに見た交換に最適なタイミングは、以下の表でご紹介するとおりです。
【キッチン設備ごとの交換に適したタイミング】
ガスコンロ | 10年~15年 |
---|---|
IHクッキングヒーター | 10年~15年 |
給湯器 | 10年~15年 |
ビルトイン食洗器 | 8年~10年 |
シンク | 15年~20年 |
蛇口 | 8年~10年 |
換気扇 | 8年~10年 |
排水管 | 20年~30年 |
壁・床材 | 10年 |
★キッチンリフォームの主な内容
1.キッチンタイプの変更


【キッチンタイプの特徴】
I型 | 壁に向かって一直線に設置する、もっともスタンダードなタイプ |
---|---|
L型 | 壁に沿わせてL字型に設置するタイプで、導線を短くできる |
セパレート型 | シンクとコンロを二手に分けられる |
ペニンシュラ型 | キッチンの左右どちらかが壁面に密着している |
アイランド型 | 独立した島のようなタイプで、どの面も壁面に密着していない |
集中して料理に取り組みたい場合は、I型やL型が適しています。キッチンスペースを増やしたい場合は、L型を選ぶと良いでしょう。また、小さな子どもと一緒に暮らしている場合は、ペニンシュラ型やアイランド型に変更すると、料理中も子どもの様子を見られるため安心です。
2.キッチンの位置変更
キッチンタイプを変えるだけでなく、キッチンの位置そのものを変更する工事も可能です。ほんの少しキッチンの位置を動かすだけでも、生活導線を改善でき、より使いやすいキッチンへと改善できます。また、1階から2階など、別フロアにキッチンを移動させる工事も行えます。
3.ビルトイン式食洗器の導入


食洗器は大型で場所を取る家電のひとつですが、新しい規格のキッチンにリフォームすることにより、ビルトイン式食洗器を導入できます。「引き出し式」「フロントオープン式」の2タイプからより使いやすい食洗器を選べるほか、表面をキッチンと同じデザインに仕上げられるため、見た目の違和感もありません。台はコーティングが劣化するため、汚れがこびりつきやすくなります。新しい洗面台は傷が付きにくく、汚れにくい設計が取り入れられているため、お手入れがしやすくなり、汚れにくくなるこ ともメリットです。
4.収納設備の増設


キッチンそのものに引き出し式などのキャビネットを取り入れたり、キッチン周りに戸棚を増設したりすることにより、収納設備を増やせることもキッチンリフォームのメリットです。食器や調理器具をキッチンのすぐ近くに収納できるようになれば、キッチンまで物を運ぶ労力がなくなり、落下などの事故も防ぎやすくなります。
★まとめ
キッチンリフォームを検討すべきタイミングは、家族構成が変わったとき、キッチンの使い方が変わったとき、既存のキッチンを不便に感じることが増えたときなどです。キッチンリフォームにより、キッチンのタイプや位置を変更して現状のライフスタイルに合わせられるほか、設備を増やして利便性を高められます。
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